耳鼻科用CT撮影装置を導入
2022/02/21公開 2022.03.16更新 [お知らせ]
耳鼻科用CT撮影装置を導入しました。
放射線被ばく量
(わかりやすいように単位はマイクロシーベルトで統一しています。)
通常のCTと比べて被ばく量が非常に少ないです。(1回の撮影で約40マイクロシーベルト) 日本人が普通に生活していて、自然界(呼吸や食物など)から受ける「自然放射線」は、1年間で約2100マイクロシーベルトですが、日本人の平均の年間医療被ばく量は、その倍近くの約3900マイクロシーベルトで、その大半がCT検査によるものです。
これは、世界平均の6倍以上の数値に当たります。
大きい病院の耳鼻咽喉科での頭部CT検査の被ばく量は、撮影範囲にもよりますが、2000〜3000マイクロシーベルトで当院のCTの50倍以上になります。
ちなみに、東京-ニューヨーク間の航空機移動(往復)での、宇宙線による被ばく量は、約200マイクロシーベルトで、当院のCTの約5倍です。
撮影時間
準備も含めて10分くらい。実際、放射線を照射するのは20秒弱です。
撮影費用
1割負担の方で 約1130円
2割負担の方で 約2260円
3割負担の方で 約3390円
と通常のCTと比べてかなり安いです。